けいはんな線の経緯

平成元年5月
運輸政策審議会答申
「大阪圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について」
平成7年7月
京阪奈新線整備研究会中間報告
平成8年6月
近畿地方交通審議会答申
「奈良県における公共交通機関の維持整備に関する計画について」
平成10年4月
平成10年度政府予算において、ニュータウン鉄道等整備事業費補助の対象路線として採択
平成10年7月
13日、奈良生駒高速鉄道株式会社設立発起人会開催
28日、第3セクター「奈良生駒高速鉄道株式会社」設立
平成10年8月
京阪奈新線(生駒~登美ヶ丘間)鉄道事業免許申請
平成10年9月
京阪奈新線(生駒~登美ヶ丘間)鉄道事業免許取得
平成10年~
測量、地質調査、概略設計、環境調査等実施
平成11年~
第1次分割工事施工認可(3月)
地質調査、詳細設計、環境調査実施等、用地買収開始
第2次分割工事施工認可(12月)
平成12年~
登美ヶ丘車庫部造成工事着手
平成13年~
東生駒トンネル(南工区)、同トンネル(北工区)
白庭駅(仮称)部・白庭トンネル・北大和トンネル工事着手
平成15年~
白庭高架橋・北大和駅(仮称)部工事着手
用地買収終了(4月)
白庭トンネル貫通(6月)
北大和トンネル貫通(9月)
登美ヶ丘車庫部・登美ヶ丘駅(仮称)間工区着手(9月)
平成16年~
東生駒トンネル貫通(8月)
平成17年~
路線名・駅名の正式名称決定(1月)
平成18年3月27日
開業

運輸政策審議会答申第10号(平成元年5月31日)

<大阪圏における高速鉄道を中心とする交通網の整備に関する基本計画について>
「関西文化学術研究都市の整備及び近鉄奈良線沿線における開発などに伴い発生する運送需要の増加に対応し、大阪都心部と関西文化学術研究都市を直結する東西方向の幹線軸を形成するとともに、近鉄奈良線の混雑を緩和するために必要な路線」として、生駒~高の原間を2005年(平成17年)までに整備することが適当。

京阪奈新線整備研究会中間報告(平成7年7月7日)

(近畿運輸局、奈良県、京都府、近鉄が参加)
全線整備については、事業収支採算性の確保が厳しい状況にあるため、「段階的な整備も一つの有効な方策」であるとされており、「鉄道事業者のいっそうの企業努力、公的セクターの支援強化等を講ずることにより事業化が期待」できるとされている。

近畿地方交通審議会答申第5号(平成8年6月13日)

<奈良県における公共交通機関の維持整備に関する計画について>
「早期に事業化を図るため、第一段階として、生駒駅から登美ヶ丘付近まで整備することが適当であり、引き続き高の原までの残る区間についても前記答申(運輸政策審議会答申第10号)の趣旨に沿って、できる限り早期に整備する必要がある。」